辞めたあとの空白期間。なにもできなかった私の日々

元看護師×キャバ嬢×在宅ワーカーの転職ストーリー

はじめに

看護師を辞めた後、私はしばらく「何もできない」状態が続きました。
「このままでいいのかな?」と焦る気持ちと、「休まなきゃ」と自分を責める気持ちが交錯する、複雑な時間。

でも今振り返ると、その空白期間は私にとって大切な「回復と再スタートの準備期間」だったと気づきます。

今回は、そんな私の空白期間のリアルな日々をお話しします。


何もできない自分への罪悪感

辞めた直後、体も心もボロボロで、何か新しいことを始める気力はまったくありませんでした。
朝起きるのも辛く、ただ「今日は休もう」と何度も自分に言い聞かせていました。

周囲からは「ゆっくり休んでね」と言われるけれど、心の中では「こんなに休んでていいのか」「何かしなきゃ」と自分を責めていました。

そのギャップに苦しみ、誰にも話せずに孤独を感じることも多かったです。


体と心を回復させる日々

それでも少しずつ、何もしない時間が自分にとって必要だと理解していきました。

  • 好きな音楽を聴いたり

  • 映画を見たり

  • ゆっくり散歩をしたり

そうした小さなことが、心の安定につながっていきました。

何もしないことを「悪」と考えず、「自分を労わる時間」と捉えることができるようになったのです。


自分と向き合う時間

空白期間は、これまでの自分の働き方や価値観を振り返る時間でもありました。

「なぜ看護師を辞めたのか」
「本当に自分が求めている働き方は何か」

そんな問いに向き合うことは時に苦しくもありましたが、自分らしさを取り戻す第一歩になりました。


周囲の理解と支えのありがたさ

家族や友人、時には専門家の助けも借りながら、少しずつ心の負担を軽くしていきました。

「あなたのペースでいいよ」
「焦らなくていいよ」

そんな言葉に救われることが何度もありました。

一人で抱え込まず、頼ることの大切さを学んだ期間でもありました。


空白期間の価値

何もしない時間を過ごすことは、社会的には「無駄」と感じるかもしれません。

でも、私にとっては「回復し、自分を取り戻す大切なプロセス」でした。

この期間があったからこそ、次のステップへ進むためのエネルギーを蓄えられたのです。


これから同じように悩むあなたへ

もし今、何もできずに焦っているなら、どうか自分を責めないでください。

休むこと、立ち止まることも、前に進むための大切な時間です。

あなたのペースで、少しずつ、自分らしい道を探していきましょう。


おわりに

辞めたあとの空白期間は、一見「何もできなかった」時間かもしれません。

でも、その時間こそが、次の人生を歩むための大切な準備期間になると私は信じています。

次回は、私がキャバクラで働き始めた経験と、そこで得たことについてお話しします。

▶【次回記事リンク】⑥ キャバクラ勤務という選択。見られ方よりも大切にしたかったこと

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