キャバクラ→営業職→在宅経理。異色キャリアから見えた“自分らしさ”

元看護師×キャバ嬢×在宅ワーカーの転職ストーリー

はじめに

元看護師としての経験、No.2キャバ嬢としての時間、そして営業職を経て、現在は在宅で経理の仕事をしています。
異色とも言えるキャリアの道のりを振り返ると、決して一本道ではなかったけれど、どの経験も「私らしさ」を形作る大切なピースだったと感じています。
今回は、そんな私のキャリアの変遷とそこから見えてきた「自分らしい働き方」についてお話しします。


キャバクラで学んだ「選ばれ続ける」ことの意味

キャバクラ勤務時代、私は「No.2キャバ嬢」として選ばれ続けることの価値を知りました。
華やかで刺激的な世界の中で、常にトップではないけれど、支持され続けるという居心地の良さと責任感。
これは単に「人気」だけでなく、人間関係の調整やお客様への気配り、無理をしない付き合い方など、様々な工夫や経験の積み重ねから生まれました。
「強がらなくても、ちゃんと選ばれる」ことは、私の働き方の根幹となる価値観を育んでくれました。


営業職で感じた努力と結果のギャップ

キャバクラを離れ営業職に転身した際、数字を追う仕事はやりがいを感じました。
自分の努力が数字に反映される面白さは確かにありましたが、時には努力が報われないジレンマも経験。
特に、社内外の調整やクライアントの事情で思うように結果が出ないこともあり、理不尽さやフラストレーションを感じることも多かったのです。
この経験は「結果だけがすべてではない」「自分のペースや環境も大切にしたい」という思いを強くしました。


高校時代の簿記資格が後押しした在宅経理への道

実は高校時代に簿記の資格を取得していたことが、在宅経理への大きな後押しとなりました。
経理の知識が少しでもあったことで、未経験ながらも「やってみよう」という自信につながったのです。
在宅経理は、自分の生活リズムに合わせて働ける自由さが魅力でした。
通勤時間がなく、自宅でできること、体調や気分に合わせて仕事量を調整できるのは、私にとって理想的な環境でした。


在宅経理で感じる「自分らしい働き方」

在宅経理の仕事は、数字や細かい作業が多い一方で、コミュニケーションは必要最低限で済むため、精神的な負担が軽いと感じています。
また、営業時代の経験から得た「相手のニーズを汲み取る力」や、キャバクラで培った「無理せず自分を保つ術」も活きています。
こうした経験が複合的に役立ち、自分らしいスタイルで無理なく働けているのだと思います。


キャリアの多様性は「強み」である

振り返れば、看護師、キャバ嬢、営業職、経理と、多種多様な仕事を経験してきました。
一見バラバラに見えるキャリアも、どれも私の「強み」となっています。
どの経験も人との関わり方や、自分の心と身体を大切にすることを教えてくれました。
「異色のキャリア」という言葉が、今の私の自信につながっています。


これからの働き方、そして生き方

今後も在宅経理を軸に、専門性を高めながら働いていきたいと思っています。
同時に、自分の経験をシェアし、同じように働き方に迷う人の助けになれればと考えています。
「無理しない」「自分らしく」というテーマを大切に、肩肘張らずに進んでいくつもりです。


おわりに

キャバクラ→営業職→在宅経理という道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。
それでも、それぞれのステージで得た経験と気づきがあったからこそ、今の私があるのだと実感しています。
「自分らしく生きる」ことを諦めず、過去の経験を“武器”に変えていく。
これが、私のこれからの生き方であり、皆さんにも伝えたいメッセージです。


▶【次回記事リンク】⑪ 在宅経理のリアル。資格なし・経験ゼロから始めた仕事の話

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