はじめに
キャバクラ勤務を経て、新たな働き方を求めて営業職に挑戦しました。
数字を追うことは好きでしたが、努力が必ずしも自分に返ってこないジレンマも感じていました。
そして、高校時代に取得した簿記検定の資格が、後に在宅経理という新しい働き方へとつながっていきます。
今回は、その過程を振り返りながらお話しします。
営業職を選んだ理由と期待
キャバクラの仕事を続ける中で、「もっと安定した働き方やスキルアップができる仕事を」と考え、営業職に挑戦しました。
数字に強い自分の特性を活かし、結果を数字で実感できる営業は魅力的に思えました。
また、昼間の仕事で生活リズムを整えたいという気持ちもありました。
営業の現実と感じた葛藤
営業の仕事は確かに数字を追う面白さがありました。
目標を達成した時の達成感は大きく、自分の頑張りが形になる喜びも感じられました。
しかし、すべての努力が自分に返ってくるわけではなく、報われにくい時期もありました。
クライアントとの関係構築や社内の調整、時には結果が数字に反映されない日々にフラストレーションを感じました。
「頑張っているのに、なぜか報われない」というもどかしさは、私にとって大きなストレスになりました。
在宅経理との出会いと高校時代の簿記資格
そんな葛藤の中で、ふと高校時代に取得した簿記検定のことを思い出しました。
学生時代に勉強した経理の基礎知識があったことが、在宅経理の仕事を始めるきっかけになりました。
在宅経理は、自宅でできる仕事であり、私のように自分のペースで働きたい人や体調に波がある人にも続けやすい働き方だと感じました。
在宅経理のメリットと自分に合う理由
在宅経理の魅力は、時間や場所に縛られず、自分のペースで仕事ができること。
通勤のストレスもなく、体調が優れない日でも調整しやすいのが大きなメリットでした。
また、数字に関わる仕事なので、自分の強みも活かせます。
営業とは違い、成果が数値で見えやすく、努力が積み重なっていく実感がありました。
不安と挑戦の連続だったスタート期
ただ、経理の実務経験はなかったため、不安も大きかったです。
最初は小さな仕事から始め、クラウド会計ソフトの使い方や書類の整理方法を一つずつ学びました。
オンライン講座や書籍を活用しながら、分からないことは調べて、仕事をこなす日々。
少しずつできることが増えていくのを実感できたことが、自信につながりました。
働き方の幅が広がったことへの感謝
在宅経理という働き方を通じて、私の生活は大きく変わりました。
自分の体調や生活リズムに合わせて働けるため、無理なく長く続けられます。
また、クラウドサービスやオンラインツールの進化で、場所を問わずに仕事ができる今の環境に感謝しています。
これからの目標と想い
今後はさらに経理の専門知識を深め、より高度な業務にも挑戦していきたいです。
また、自分の経験を活かして、働き方に悩む人たちの支えになれたらと思っています。
「無理しない、自分らしい働き方」を広めていくことが私の新たな目標です。
おわりに
営業職で感じた「努力が報われにくい」というもどかしさ。
そして高校時代に学んだ簿記の知識が、在宅経理という新しい可能性を開いてくれました。
異色のキャリアを歩んできた私だからこそ伝えられることがある。
これからも自分らしく、無理せず歩んでいきたいと思います。
▶【次回記事リンク】⑩ キャバクラ→営業職→在宅経理。異色キャリアから見えた“自分らしさ”