はじめに
長い間、自分を押し殺して我慢して働いてきた私。
看護師時代もキャバクラ時代も、「こうあるべき」と自分に厳しく、周りの期待に応えようと必死でした。
でもある時、ふと「このままじゃダメだ」と気づいたのです。
今回は、そんな私が「もう我慢しない」と決め、自分に合う働き方を探しはじめた理由をお話しします。
これまでの我慢の日々
看護師時代、忙しいシフトと重圧に耐え、体調を崩しても無理を続けました。
キャバクラ時代は、華やかさの裏で「強くあらねば」と心を張り詰め、感情を隠しながら働いていました。
どちらの時代も、「私らしさ」を置き去りにして、周囲の期待や評価に縛られていた気がします。
自分を見失う苦しさ
我慢を続けていると、だんだん自分が何をしたいのか分からなくなっていきました。
「本当に好きなことは何?」
「どんな働き方が自分に合うの?」
そんな問いかけに答えられず、迷子になった日々。
仕事が辛いのは自分のせいだと思い込み、さらに自分を責めていました。
心と体が限界を教えてくれた瞬間
ある日、夜も眠れず、食欲もなくなり、体調を崩してしまいました。
過呼吸を起こして倒れたこともあり、これはもう無理だと自覚しました。
その出来事が、私の働き方を見直す大きなきっかけとなりました。
「もう我慢しない」と決めた瞬間
倒れてから、私は初めて「自分の心と体を大切にしよう」と決めました。
誰かの期待に応えることより、自分が無理なく続けられる働き方を探すことが何より大切だと気づいたのです。
我慢をやめることは、決して逃げることではなく、自分を守る選択でした。
自分に合う働き方を模索する日々
それからは、無理のない範囲で色んな働き方を調べたり、体験したりしました。
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アルバイトをかけもちしてみたり
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キャバクラでの経験を振り返ったり
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新しい資格の勉強を始めたり
そんな試行錯誤の中で、「私らしく働ける仕事」を少しずつ見つけていきました。
好きなことや得意なことを大切に
働き方を考える上で、自分の好きなことや得意なことを見つめ直しました。
無理して背伸びせず、マイペースで続けられることを選ぶ。
それが心地よく、長く続けられるコツだと感じています。
周囲の理解とサポートの重要性
自分のペースを守るためには、周囲の理解や協力も欠かせません。
家族や友人、時には専門家のアドバイスを受けながら、少しずつ自分の環境を整えていきました。
「ひとりで抱え込まない」ことも、我慢しない働き方の一部です。
今思う、“我慢しない”働き方の意味
我慢しない働き方とは、無理せず自分のペースで、自分らしくいられること。
それは決して甘えでも逃げでもなく、自分を大切にすることの表れです。
私はこの考え方に変わってから、心も体も軽くなり、前向きに生きられるようになりました。
これから働き方を見つけたいあなたへ
もし今、働き方に悩み、我慢し続けているなら、どうか自分を責めないでください。
我慢は一時的なものかもしれませんが、続けると大きな負担になります。
少しずつでいいので、自分の心と体の声に耳を傾けてみてください。
おわりに
「もう我慢しない」――この決意は、私の人生を大きく変えました。
これからも自分に合う働き方を探し続けながら、無理せずマイペースに歩んでいきたいと思います。
次回は、営業職を経て現在の在宅経理に至るまでの道のりをお話しします。
▶【次回記事リンク】⑨ 営業職を経て、在宅経理という働き方にたどり着くまで